2008年12月30日火曜日
涌池に冬がやって来ました
11月中ごろに今年の「山のジャム屋」の仕事が終わりジャム屋は冬籠りに入りましたが、新米農夫の仕事は沢山残っておりました。が・・どうやら新米農夫も冬籠りをしてしまったようです。ブログの更新記事を見ようと度々アクセスしてくださった皆様、本当にゴメンナサイ。
午前中で止んでしまった雪は我が家周辺では数センチの積雪でしたが正月を迎えるスキー場には大変な恵みの雪になったようです。
家の中では薪ストーブが威力を発揮しています。大晦日から元旦は予報によるとズーッと雪のようです。昨年の大晦日にこのブログをスタートした時も雪でした。明日はストーブの火を見ながらこの1年を振り返って見ようと思います。
2008年11月4日火曜日
山のジャム屋は冬籠りー完売御礼
明朝はこの秋一番の冷え込みとなるとのこと。
いよいよ冬到来?
7月にスタートした「山のジャム屋」に今年の仕事納めがやってまいりました。
本日をもって紅玉りんごジャムが完売致しました。
ブルーベリーで始まりプルーン、そして紅玉りんごと4か月の間、初体験の連続で要領もわからずしゃにむにジャムを作り続けました。そんな「山のジャム屋」を支えて下さったのは拙い当ブログに度々アクセスし、メール、電話、手紙でジャムについてのコメントをくださった多くの方々です。
ただただ感謝です。本当に有難うございました。
そして折角追加で御注文をくださったのに品切れでお応え出来なかった方々にあらためてこの場でお詫び申し上げます。
今年のこの貴重な経験はきっと来年に生かします。
ジャムが完売しホッと一息ついた今日、秋の風物詩、干し柿づくりにかかりました。間もなく大根、白菜等々、雪が来る前の野菜の収穫がはじまります。「山のジャム屋」は冬籠りに入りますが新米農夫は籠る訳にはいかないようです。
2008年10月29日水曜日
2008年10月28日火曜日
洋ナシ・・・シルバーベル
りんごの収穫、片道1時間かけての加工所通い、その繰り返しの毎日でしたがその合間に気分転換を兼ねて安曇野の興亜農園に洋ナシ(シルバーベル)の収穫を手伝って来ました。天気予報の2日続き晴れを狙って一気に全部穫りします。脚立に乗っても届かないところはリフトを使って穫ります。
たわわに実ったシルバーベルはハンパな重さじゃありません。実が重すぎて枝が折れることもしばしばあります。
その大きさは?
りんごと大きさを比較してみました。
シナノスイートというりんごとの比較です。
このシルバーベルという洋ナシはとにかく大きいの一言です。
片手で持つのはかなり厳しい大きさです。
そしてこのシルバーベルは収穫後しばらくムロで保管し熟れるのを待って食べます。私はラ・フランスよりこのシルバーベルを好みます。
2008年10月10日金曜日
秋・・食欲の・・・たけなわ
2008年9月30日火曜日
完売御礼と紅玉リンゴの販売
さて来月はリンゴジャムづくりです。「山のジャム屋」のりんごジャムは紅玉りんごだけでつくります。その詳細は後日またブログでお知らせいたします。
取り急ぎお詫び、そしてご連絡まで。
2008年9月26日金曜日
アッと言う間に秋
昨日プルーンのジャムづくりがなんとか終了しました。志賀高原の入り口、中野市の江口農園にプルーンを受取に行き翌日に加工所でジャムづくりを何回か繰り返し、それが終わったら今度は常念岳の麓、安曇野市三郷の興亜農園にプルーンを自分で収穫に行ったりと息つく間もなく動き回りました。
手抜きをした雑草だらけの夏野菜の畑もそろそろ終わりかなーと思っていたら回りはもう秋を思わせる風景になっていました。
9月の中旬に江口農園に行く途中、小布施と中野市の間の風景です。黄金色にたなびく稲穂の田圃の向こうにほんの少し色づき始めたリンゴ畑がみえます。
20日に安曇野の興亜農園にプルーンの収穫のため伺ったときはあちこちにソバの花が満開でした。休耕田でソバを栽培し始めたのは数年前からですがここ1~2年はさらにリンゴ園の跡地(廃業?)にもソバが一面植えられているようです。このソバ畑は興亜農園が何年か前まではくるみ畑とリンゴ畑だった場所です。リンゴ畑が消えていくのは寂しいですが、ソバの真白い花が代わって信州の秋をつたえてくれます。
2008年9月7日日曜日
実りのプルーン
いよいよプルーンの収穫が始まりました。
悪天候のために収穫時期は若干遅れ気味ですが木にはたわわに実っておりました。ここは志賀高原の入り口、信州中野市の江口農園です。「山のジャム屋」のプルーンジャムはこの江口農園と北アルプス山麓安曇野市の興亜農園のプルーンでつくります。両農園のものとも生食で十分出荷出来るくらいのほゞ完熟の実をつかってジャムにします。興亜農園の収穫は20日頃になりそうです。まずは江口農園のプルーンからジャムにいたします。
ブルーベリーと同様、洗双糖を加えるだけで作ります。このプルーンジャムはプレザーブスタイル(実が残った状態)で市販品にはない「山のジャム屋」のオリジナルジャムです。プルーンは非常に鉄分が豊富な果物です。煮ている間にその鉄分が空気に触れて酸化し、赤味がかったきれいな色に仕上がります。どうぞご期待下さい。
販売要領は次のとうりです。
Ⅰ・内容量と価格
250g瓶・・・・・・800円
Ⅰ・注文単位
1回の注文につき3個以上でお願いします。
Ⅰ・送料
1個口につき500円(1個口は3~6個)
Ⅰ・発送時期
9月20日以降となります
Ⅰ・注文方法
メール、FAX、電話、手紙いずれも可 。
リンゴジャムは10月下旬の予定ですがプルーンジャムと同時に注文を受け付けております。
価格は250g瓶で700円でその他はプルーンと同様ですので併せてよろしくお願いいたします。
2008年8月28日木曜日
御礼そしてお詫び
2008年8月12日火曜日
代筆ですが・・・
こんにちは!長女の直子です。
夏休みで涌池へやってきました。
最近ブログの更新をしていないので、両親はきっとジャム作りに追われているのだろうと思っていましたが、
来てみてびっくり!
収穫されたブルーベリーにも追われていましたが、虫にも追われていたようで・・・
父の目がすっかりお岩さん(笑)
それも1週間毎に左目、右目を交互にきちんと刺されているとのこと。
きちんと日焼け止めを塗ると、虫刺されも防げる(と私は思っています)のに、
横着するからですね~(^^;
手が回らずジャングル化しはじめた畑の雑草取りを手伝って、
帰りにはジャムをせしめて帰る予定です(笑)
ご注文をいただいて、まだお手元にジャムが届いていないみなさま。
順次発送いたしますので、もうしばらくお待ちくださいませ。
2008年7月14日月曜日
ブルーベリージャム
2008年7月5日土曜日
山のジャム屋の始動
2008年6月16日月曜日
2008年6月14日土曜日
バラの季節
2008年6月5日木曜日
2008年5月23日金曜日
2008年5月16日金曜日
野菜畑
薪用の木の運搬に始まり、ブルーベリーの畑作り、苗の植え付けと目の回るような忙しい日々が続きました。その合い間に当然野菜作りも怠りませんでした。石運びに明け暮れた1年目から春と秋に2tづつ堆肥を入れてやっとご覧のような畑に何とかなりました。
南側の果樹園の隣の畑には昨秋植えたニンニク(70本)と玉葱(200本)が元気良く育っています。その隣には4月に植えたジャガイモ(種いも3k)と長ネギ(200本)も順調です。
家の東と北側の畑は傾斜していたところを石(全て庭からでた石)で土留めをして平らにしました。トマト、ナス、きゅうり、インゲン、サラダ菜、チンゲン菜、枝豆、とうもろこし、オクラ、ピーマン、シシトウ、パプリカ、赤トウガラシ、ちょっと離れた場所にかぼちゃ、ズッキーニ、夕顔をこの1週間にうえつけました。
そして我が家の自慢、昨年植えたルバーブが今年も大きくなっています。ジャムになるのも間もなくです。
2008年5月9日金曜日
メイポール
その途中、長野市と信濃町の間にある飯綱町のリンゴ園で変わった木を見つけました。濃いピンクの花が枝の無い幹にビッシリついて咲き、何とも奇妙な感じです。一体何だかお分かりになりますか?
近くで花摘みの作業をしていた方がいましたので聞いてみました。この木は「メイポール」といってリンゴの一種で受粉用に植えているそうです。
リンゴと言うより果樹は殆どが同品種だと受粉しにくいそうです。広い果樹園でも数本異品種があるだけでミツバチの集まりが良くなるそうです。確かにこの果樹園のなかにミツバチ箱が幾つか見えていました。養蜂家が毎年置いていくそうです。きっと美味しいリンゴの蜂蜜がとれるのでしょう。
2008年5月6日火曜日
早い雪融け
アルプスには雪形で名づけられた山が幾つかあります。常念、爺ケ岳 など。 また山の姿、形で名づけられたものもあります。 その一つが烏帽子岳です。緑の木々の向こうに見えるのですがお分かりになりますか? 山の稜線の左端、鉄塔と重なって奥に小さく見えるのですが、、、
りんごの花摘みが始まりました
2008年4月30日水曜日
アルプスの夕映えその2
2008年4月29日火曜日
重機投入
2008年4月26日土曜日
満開の桃の花とアルプスの夕暮れ
畑づくりに忙しく取りに行けなかった薪用の木を、やっと引き取りに行った帰りに、川中島の桃の花を堪能してきました。信玄、謙信の合戦で有名なこの地は果樹園が非常に多い所です。桃の盛りが過ぎると今度はリンゴが一斉に咲き始めます。
信州の遅い春爛漫です。
我が家の畑では、昨秋植えつけた玉葱、ニンニクが元気よく育っています。先日その隣にジャガイモの種芋3キロを植えつけました。運んで来た木を軽トラから下ろした後長ネギの定植です。畝を切って、約100本の分けつネギをとりあえず植えました。来週にはもう100本くらい植え付けるつもりです。
畑仕事の後片付けが終った時の癒しは、素晴らしいアルプスのAbendrotです。写真と言葉では表現しきれない空の色を満喫できるのは、ここに住む私達だけとまたまたほくそえんでる二人です。
2008年4月22日火曜日
涌池の春
朝7時、白馬三山と八方尾根が桜の花向こうにクッキリとお目見えです。
ここ涌池は知る人ぞ知る桜の名所です。池の周りに咲き誇り、周囲の山肌に点々と薄墨色の花をつけた桜の木々が春を告げてくれます。
その桜の散るのがいつもより早いように感じます。
旭川が25℃を超えたとか、北アルプスの雪もこの1~2週間で見る見る少なくなっているのがわかります。
タラの芽も1週間以上早く芽が開いてきています。昨日天麩羅でタップリ食べました。
空気が乾燥しているからでしょうか、何時もははっきり見えない安曇野富士と称される有明山が常念岳の前にハッキリ見えます。常念岳から大天井岳に続く稜線も雪が少なく山肌が黒く見えます。
そしてその右の小さい三角の突起が槍ヶ岳です。
ドンドン進む北アルプスの雪解けですが我が家の周りの木々が緑になるのはも少し先でしょうか。
でもこの暖かさです。夏野菜の植え付けもすこし早まるでしょう。今日はこのパノラマを見ながら、畑に堆肥を鋤き込むため約40mの緩い上り坂を一輪車に堆肥を入れて30往復しました。
本当に疲れました。
2008年4月16日水曜日
KAWASUNブルーベリー園
畑の中央で一人で黙々と剪定をしておられました。
この畑は200m位離れたところにあるのですがこちらのほうが成長しています。先日、挿し芽にする穂木をこの畑の木から調達しました。KAWASUNブルーベリー園の今年の収穫目標は2000㌔です。ジャム用は勿論、生食用の実も分けてもらえることになりました(生食用の頒布については後日お知らせします)。
美味しいジャムをつくるには良い果実でなければなりません。安全、安心、本物をモットーとする「山のジャム屋」はこれで 杏、ブルーベリーともども期待(?)にそえるジャム材を手当てすることができました。完成品に大いに期待して下さい。
2008年4月13日日曜日
杏の里
5分咲きから7分咲きということでしたがもう満開のような咲き具合でした。
伺ったのは「西村農園」です。
ほとんど奥様一人で栽培管理している極々小規模の果樹園です。
前々回のブログで山のジャム屋の第一号製品がアンズジャムとお知らせしましたが、その杏がここ西村農園の杏です。
一目10万本といわれるこの杏の里の数ある果樹園で唯一無農薬栽培を貫いている果樹園が西村農園なのです。
安全、安心、本物の味をモットーとする山のジャム屋としてはここの杏でなければならないのです。
ジャム用の杏の購入交渉が目的の訪問ですが、花見を兼ねて混み合う満開前に伺ったわけです。
杏の花は細い枝に円筒状のアイスキャンディの様に固まって咲きます。
花が下を向いて咲く桜と違って上を向いているのやら下、横と花の向きはバラバラです。
西村さんとの話も順調に進み満開に近い花に気も晴れやかに家路につきました。
そしてどうかこの一週間霜が降りませんようにと・・・
(昨年、花が満開に近づいた頃、霜で花がだめになり実が全くつきませんでした)
2008年3月31日月曜日
ブルーベリーの畑作りと苗作り
昨年の秋に運んでおいた4t車4台分のチップを畑の全面に敷き詰めます。
重機がないので鋤きスコップと鋤き鍬と一輪車を駆使、
4t車1台分を敷き詰めるのが1日仕事です。
250坪位ですが写真のチップの山が終る頃にさらに4台分を運び入れます。 そしてチップの厚さを30cm位にします。
それが終ったら植え付け開始です。
畑作りと併行して来年のための苗作りもしました。
まず苗床にするピートモスをしっかりと練ります。
これが結構大変な作業です。
風呂桶ぐらいの大きさの入れ物があれば楽なのですが、無いので
収穫籠にビニールを敷いてプール代わりとしました。
水を入れながら足で踏んで練り、そのあとスコップできめ細かく混ぜます。 そして苗床にいれます。
ピートモスをいれた苗床に作っておいた挿し芽をさします。
挿し芽づくりは新潟との県境の信濃町でブルーベリー園を運営している 川原田さん(このブルーベリー園については近日中にこのブログで詳しくお知らせします)に教えていただき、さらに挿し芽にする剪定枝も頂戴しました。
挿し芽の長さは12~3cm、種類は5種類、約200本を苗床に 挿し終わったのは夕方です。
始めての苗作り、充実の1日でした
2008年3月28日金曜日
杏の花が満開です
2008年3月20日木曜日
春たけなわ
蕗味噌づくり、薪づくりに疲れを感じるようになったところにちょうど今日は雨です。
安曇野の「ちひろ美術館」に行ってきました。
感謝デーで本日は入館料無料でしかもドリンク付です。
駐車場が満杯にならなうちにと思い10時前にいきました。
正解でした。我々が美術館を出るときは順番待ちで道路に数珠繋ぎでした。
そして本日のもう一つの目的の温泉にまっしぐら。
北アルプスの山ふところ、葛温泉です。
上の写真は3軒ある旅館のうち一番奥に位置する高瀬館の湯煙です。
90度の源泉の掛け流しですがさすがに加水しないと入れません。
湯の花いっぱいの露天風呂は明日からの英気を蓄えるのには申し分ありませんでした。