2009年12月31日木曜日

良いお年をお迎えください


こんにちは!
年末年始休暇で長野にやってきた長女です。
みなさま、今年も1年、両親のジャムを楽しみにしていただきありがとうございました。
ほっと一息のお手伝いができましたでしょうか?
来年も新しい商品が登場予定です。
また、加工所&カフェのオープンに合わせ、ホームページを作りました。http://yamanojamya.gonna.jp/
もっと身近に、信州を味わっていただくために、来年も頑張っていきたいと思います。
年末年始は長野も大雪になりそうです。
良いお年をお迎えください。

2009年11月11日水曜日

ジャム作りが終わりました

6月末に杏ジャムを作り始めてから5か月、ブルーベリー、プルーンそして紅玉りんごと続いた「山のジャム屋」のジャム作りが先週末にやっと終わりました。

10月始めに待望のジャム工房が出来上がり、
りんごジャムは全量ここで作りました。
チッポケでも「山のジャム屋」の城、二人フル回転で昨年の倍量を作り上げました。

欅の大木を背に建つこの工房からは、北の白馬連峰から南の常念岳までの全長約80キロに及ぶ北アルプスの全貌(長野県側)を、遮るものなく見ることが出来ます。小槍を従えた大槍(槍ヶ岳)の尖峰もくっきり見えます。

正面の玄関(いずれカフェの入口となります)に山のジャム屋のロゴをを書き入れた庇もつけました。
日本一の眺望(家の中から北アルプスの山稜がハッキリ見えるところはここしかないと思います)を 最大のメニューに憩いの場所にする心づもりです。

わずか6坪の加工所です。が我々二人には大御殿なのです。
最初は慣れない厨房器具に手間取りましたがすぐに慣れました。
今シーズンは終了しましたが来シーズンは間違いなく今年の倍は作ることができます。

長野市の加工所を借りて作ったブルーベリーとプルーンジャムは、ブルーベリーは完売、プルーンは若干の在庫を残すだけになりました。
この加工所で作ったりんごジャムはまだ在庫が十分あり、当分注文に対応できます。やはり自前の加工所のお陰です。

2009年10月25日日曜日

紅玉りんごジャムが出来上がりました

10月10日にりんごの収穫を始め、12日からジャムを作り始めました。そして2週間、ようやくほゞ予定の全量に達しました。

「山のジャム屋」のジャムの中ではこの紅玉りんごジャムが一番手間がかかります。2週間で昨年の約2倍を作ることが出来たのは自前のジャム工房が出来上がり、そこで作ることができたからに他ありません。

頑張って作ったこのジャム、見事なピンク色に仕上がりました。味も香りも凝縮されており、昨年以上の自信作と2人で自負しております。

これからラベル貼り等の最終作業にかかります。発送は週末からになりそうです。

どうか、もうしばらくお待ちください。

2009年10月18日日曜日

紅玉りんごジャム

真っ赤な紅玉りんごがタワワに実りました。
一週間前から収穫を始めました。自分達で収穫します。それを持ち帰って出来上がったばかりの「山のジャム屋」のジャム工房で早速ジャム作りです。
そしてまた収穫、ジャム作り、と繰り返します。
一回で収穫してくる量はだいたい50k~60Kです。
それをあと2回ぐらい予定しております。
現在も相当量出来あがっておりますがラベル貼り等を済ませてお送りできるのはもう少し先になりそうです。この週末からなんとか発送にこぎ着けたいと思っております。すでに注文なさっている方には申し訳ございませんがもうしばらくお待ち下さい。


この紅玉りんごを提供してくださる農園は長野市の隣、須坂市の植木農園(農園主・植木信雄氏)です。
紅玉りんごを栽培する農家が年々少なくなっております。この植木農園も御多聞に漏れず紅玉りんごの木を伐採する予定でしたが「山のジャム屋」のために引き続き残していただけることになりました。
先週紅玉りんごの収穫に伺ったとき農園主の植木さん、「ふじ」の葉摘みの真っ最中でした。
大忙しのこのシーズン、話もそこそこに我々も退散してきました。

2009年10月4日日曜日

間も無く完成!!!


8月末に始まった「山のジャム屋のジャム工房」が完成間近となりました。
9月末の完成予定が1週間のびました。天候不順が延びた大きな 要因です。

我が家の入り口の坂道から見たジャム工房です。
雨続きで工房へのアプローチはぬかるんでドロドロになっています。




それでもテズカリホームの若手棟梁の松田さんの号令一家、若手大工の阿部くん・三上くんの3人、雨の中で頑張って綺麗に外装が出来上がりました。
正面、格子の引き戸は将来はカフェにしようと考えている入口です。
ジャムを加工する厨房の入口は左側の白いドアです。

内装が出来上がるまでもう少しかかりそうです。
板張りの仕切りの左側(白い壁の部屋)が加工所です。
手前のカフェは板張り(壁、床とも)の吹き抜けにしてあります。

明日(5日)、厨房機材の搬入です。午前中に搬入、据え付けを完了させる予定です。
そして 午後、最初の難関、保健所指導員の検査が行われます。

2009年9月20日日曜日

ファインビュー

            中央右奥にチョット小さく、尖った槍ヶ岳が見えます。


       後立山連峰の山波。鹿島槍が岳、五竜岳、唐松岳、白馬連峰方面。

加工所その3・・そしてプルーン、出来上がりました

先々週のプルーンの収穫量が天候と虫害により予定の半分にも届かず、すでに注文を受けている数を作ることも出来ない、と二人は不眠症状態に陥っておりました。悶々としていたところに安曇野の興亜農園から収穫可能との連絡が入り ました。翌日二人で飛んで行き70kg収穫してきました。昨日まで3日間ジャムを作り続け、今朝は久しぶりにホッと一息ついております。
これからラベル貼り等をして発送は週末頃からとなります。当初の予定数には届きませんでしたがこれからのご注文にも応えられる数は充分あります。



この間にも加工所建設は急ピッチで進んでいました。
昨日夕、ジャム作りから帰ってきましたら、テズカリホームの若手棟梁、松田さんが壁打ちの仕上げにかかっていました。(上の写真:欅の大木と奥に我が家)
完成、そして加工所の稼働開始は来月始めを予定しております。紅玉りんごジャムはこの加工所でつくります。がその前に保健所検査という難敵が・・・・・・

今朝、加工所の屋根越しに槍ヶ岳がくっきり見えました。この映像を大きくすると中央奥に三角に尖った槍ヶ岳が見えます。
(このファインビューを前景に将来はカフェを・・・・なーんて)

操作を間違えたか、記事を公開しようとしたら写真が消えてしまいました。
修正の操作がわかりませんので写真はつぎのブログに載せます。

2009年9月9日水曜日

ジャム工房・加工所建設 その2

基礎のコンクリート打ちが先週までに終わったジャム工房の土台です。。テズカリホームの棟梁・大工の若手3人で昨日土台の組み立てを完了させました。











今日は一気に棟上げです。
朝から柱の組み立てが始まりました。
2~3日前から本格的な秋を思わせるような陽気になりましたが、きょうは格別涼しく感じます。半そででは寒いくらいです。
そのせいか工事ははかどったようです。








午後になると青空が広がり、さらに工事ははかどり写真のような状態になりました。
明日から屋根工事にとりかかります。

この工房は我が家より一段低い場所に建てられていますが眺望は抜群です。工事が始まってからはスッキリ晴れた日がなくその眺望の写真をまだお見せできませんが、間もなく撮れるでしょう。
どうぞお楽しみに!

2009年9月7日月曜日

プルーンのジャム作りが始まります

夏から初秋にかけて収穫する果物の殆どが、今年は例年より早めの収穫となっているようです。
「山のジャム屋」がジャムにするプルーンはサンプルーンという種類でプルーンのなかでは一番遅く収穫します。でももしやと思い土曜日に志賀高原山麓の江口農園に行ってきました。やはり早いです。もう収穫の終了間近という感じでした。しかも夏の長雨のせいで虫と病気に悩まされたそうで(減農薬栽培のため)収穫量が予定をかなり下回りそうです。ちょっとショックでしたが、自然相手で減農薬栽培では致し方がないことで、とにかく収穫できた分でしっかりジャム作りをすることにします。今週末からジャム作りに入ります。
どうやら予定よりも早めに(9月20日頃)発送に入れそうです。


そしていよいよ待望の加工所建設が始まります。
先週までに木の伐採と進入路作り、基礎のコンクリート打ちが終わり明日から建築工事に入ります。
プルーンのジャム作りには間に合いませんでしたがりんごには間に合う予定です。
今日は保健所に図面をもって最終確認に行ってきました。
完成が楽しみな自前の加工所、出来上がり過程はブログで逐次お知らせいたします。

ブルーベリーのジャム作りが終わって一息ついていましたがプルーンのジャム作りと加工所建設、しっかり気を入れて頑張ります。

2009年8月31日月曜日

漆に勝った!!??・・・・

念願のジャム工房を着工しました。


この一ヶ月何度もアクセスしてくださった皆様に「一ヶ月以上もブログをサボッていながらいきなり何を言い出すのか」・・・・・・とお叱りを受けそうですが。

7月17日にブルーベリージャムを作り始めました。今年の実は素晴らしく、しかも収穫量も多く、末頃まで農園と加工所通いに精を出しました。
ところがその後、長雨で収穫がままならず、しかも加工所の予約が希望日にとれない等々・・、予期せぬことが連続しましたが何とか20日頃にジャム作りが終わりました。しかも昨年より多く作ることが出来ました。 しかし、片道1時間をかけての加工所通い、自分たちのペースで作れない等、品目(あんず)や製造量を増やすと供に「山のジャム屋」の悩みも増してきました。それでついに自前のジャム工房を建てることにしたのです。

我が家に入ってくる進入路の横に雑木のブッシュと石ころだらけの山林があります。そこに建てることにしました。
我が家を建てたテズカ工務店の面々と早速木の伐採とブッシュ刈りにかかりました。それに三日かかり、さらにその木と枝葉、草を処分(その場で焼却)するのに三日かかりました。そして重機の投入です。
ところが、大変!!  この山林に大小混ぜて結構な数の「漆」の木があったのです。可哀想にテズカ工務店の2人がかぶれてしまいました。チェーンソーで切る際に樹液が飛びます。さらに燃している時の煙にあたるとかぶれます。
でも3日間燃やし続けたのに全くかぶれない人がおりました。私です。これは普段の行いの結果でしょうか???。 今日も黙々と残った木を燃やし続けました。 しかし漆にはかぶれませんでしたが、昨年に続き虫に刺されて丹下左(右)膳になってしまいました! これも普段の行いの結果なのでしょうか?

2009年7月17日金曜日

ブルーベリージャムを作り始めました


信州黒姫山山麓、信濃町の「KAWASUNブルーベリー園」の川原田さんから電話がありました。

今年第一号の良い実がとれたので、真っ先に是利さんに渡したいのですぐに取りに来て欲しいとのこと。
嬉しくなってとんでいきました。

1000本近くある第一農園にすっぽりネットが覆ってありました。昨年はネットをしていなかったので、鳥(ヒヨドリ)に200キロ強食べられてしまったそうです。ことしはこのネットのお陰でキズものも殆どなく良い実で収穫量も増えるのは間違いありません。

この川原田さんのブルーベリーはブルーベリーの専門誌から日本一と太鼓判をおされ、専門家(東北地方の大学教授)からも絶賛されております。
そんなブルーベリー園から真っ先に連絡をもらえる「山のジャム屋」は幸せものです。これで美味しいジャムを作ることが出来なかったらまさしく廃業ものだと思っています。




早速作り始めました。
昨年は手順も、作る量も要領が悪く、作り終わって1か月もしないうちに売り切れとなり、かなりの方のご要望に応えることが出来ませんでした。今年はその轍は絶対に踏むまいと 昨年の倍量を作る予定です。幸いに川原田さんも優先的に実を分けてくれることを約束してくれてます。きっと皆様が満足してくださるジャムを提供できると自負しております。

ところがさてさて、やはりお詫びしなければならなくなりました。
本日、『あんずジャム』の在庫が底をつきました。間もなく御注文にお応えできなくなります。その時はどうかあんずジャムの初年度ということでご容赦願います。
ブルーベリー、プルーン、紅玉りんごは農園の協力も得られましたので、年末年始までは注文に応えられるだけの量は作るつもりです。

2009年7月7日火曜日

あんずジャムが出来上がりました



長野県千曲市の「あんずの里」森地区のあんず農園で、たゞ一軒無農薬栽培をしている西村農園、今年は実りました! 早速6月末から収穫に通いながらジャムを作る日々でした。昨年は殆ど収穫が出来ずジャムへの製品化を断念しただけに、今年はウキウキした気分で西村農園に通いました。それにしても無農薬栽培の大変さを思い知らされました。農園主の西村さんには本当に頭が下がります。
無農薬栽培で立派に実らせたあんずですが、周辺の農園の木と較べるとやはり実の付き方が少ないようです。それは致し方がないことです。それでも西村さんは連日収穫に伺う我々をいつも歓迎してくれました。

無農薬栽培の心配なことは収穫が安定しないことです。実は今年も私どもが予定していただけの量に届きませんでした。今年の山のジャム屋の目標の一つに”品切れを起こさない”ことがあります。ですがあんずジャムは予定した数が出来ず品切れになるかも知れません。その時はどうかご容赦願います。
それと薬を使って栽培したものと較べるとどうしても見栄えが劣ります。味、香りは格段優れているのですが、少し小さめであったり、皮に斑点(食べるには全く問題なし)が出来たりします。ジャムにも小さな黒いものがたまに見受けられますが、これは全く問題ありません
一昨日あんずジャムの全量を作り終えました。来週からブルーベリーが始まる予定です。束の間の1週間、瓶のラベル貼り等々の作業をこなします。
明日 今年の販売スケジュールをお知らせいたします。

2009年6月21日日曜日

ミツバチは何処に行った???




数年前からアメリカでミツバチが巣に帰ってこない。かといって、どこかで大量の死骸が見つかったわけでもないという奇妙な出来事が続いています。今年になってここ信州でも原因不明のミツバチの大量死がおきていて養蜂家、ミツバチに授粉のほとんどをしてもらっている農家が大変困っています。
そんな時、蜂蜜のことがキッカケで知り合いになった、犀川をはさんで向かい側の山にお住まいの養蜂家小林さんご夫妻に誘われ、蜂蜜採集に同行することになりました。
場所は日本海に程近い新潟県との境、北小谷村です。第一陣の2人は朝4時半に出発、第二陣の我々2人を含んだ4人は5時半に出発しました。


途中崖沿いのがたがた山道を走り約1時間で現場に到着です。山の中にこんな平地があるのかとビックリするくらいの広い平坦地に約60箱の巣箱が置いてあります。先に出発した小林さんのご主人達はもう作業を始めていました。 早速頭に被るネット等防護用品を身につけて我々もスタンバイです。と言っても我々2人はたいした手伝いはできません。邪魔にならないように見学するのが精一杯です。

巣箱から取り出した蜜たっぷりの板の表面についた蜜蠟、蜂の子等を取り除きます。そしてそれを攪拌機(右側のドラムカン)に入れて蜂蜜を搾り出します。その搾りたての蜂蜜の美味しさは抜群です(ただし蜂の死骸等異物入り)。

ミツバチは気温の低い時は活動が鈍るそうです。したがって朝早いうちに出来るだけ作業を進めます。巣箱から取り出した板にはまだ目も覚めやらぬミツバチがべったりついています。

この巣箱を置いている小谷村は信州でもとりわけクマの多い地域です。この採集場も時々クマの被害にあっているそうです(クマは蜂蜜が大好物)。クマ対策として巣箱の周囲に800ボルトの電流を流している電気柵をめぐらせています。それでもクマに箱ごと持っていかれる被害にあうそうです。

早朝から3時間の作業で休憩にはいりました。我々2人はこれで本日は終了です。搾りたての蜂蜜をいただいて家路につきました。






2009年6月1日月曜日

焼締陶


昨日、我が家の隣町信州新町に、二十数年前に東京から移り住んで窯を築いていらっしゃる塙(ばん)さんをお訪ねしました。春の窯出し展のお知らせを頂き、霧のかかった深い山の中の濫觴庵(らんしょうあん)に初めて伺いました。

釉薬を使わずに、窯の原点である穴窯で、楢、椚等二千束もの薪を七日間も燃やし続け、厚く降りかかり溶けた灰による自然釉で深い色合いと模様を作り出す 「焼締陶」 という奈良時代から続いている焼きものだそうです。



ご覧のような深い色合いと手捻りの優しいフォルムは、雨にぬれた深い緑に自然に溶け込んでいました。そして この器でお茶までいただき、しばし幽玄の世界に身を置いているようなひと時でした。

2009年5月21日木曜日

山藤が満開


山のいたるところで満開の山藤を見ることができます。
冬の間はつるが木をおおいお化けのように垂れ下がって邪魔ものに思いますが、この季節、木々の若葉の間に藤色の花がこのように見事に咲いているのは圧巻です。
今年はこの4年間で一番美しい気がします。
信州では四月から五月にかけて、あんず、さくら、もも、りんご、ブルーベリーが次々に開花し、今、山の藤、アカシアが主役です。花々の満開で新米農夫と山のジャム屋はやっと春眠から目覚めました。来月末から始める予定のジャム作りに向けてブログの更新に励みます。

2009年4月2日木曜日

4月の雪

昨日はエイプリルフール、朝からぐづついていた天気が夕方から嘘のように大粒の横殴りの雪に変わりました。一晩中降っていたのでしょうか、朝起きたら外は一面真っ白になっていました。

3月は1ヶ月間ブログを休んでしまいました。度々アクセスして下さった方々には本当に申し訳ございませんでした。体調を悪くしたとか、生活に大きな変化等があった訳ではございません。ただただサボタージュしただけです。ゴメンナサイ。
ブログは冬籠りしましたが新米農夫(婦)と山のジャム屋は始動しておりました。翌冬の薪作りのために近所の山やリンゴ園に木を切りに行っていました。目標は2シーズン分の薪を作ることです。




山のジャム屋も動き始めました。親しくなった長野市内のパン屋さん、「プレッツエル」の永井さんからイチゴジャムを作らないかと声をかけられ、試作を始めました。いくつかの難題があり商品化にはまだまだという状況です。

今日は雪で外の仕事は無理なので家の中でノンビリと思っていたらアレヨ・・アレヨという間に雪が消えていきました。
でもいちど萎えた気持ちは午後まで持ち直すことはありませんでした。

2009年2月23日月曜日

降りました! 


17日にびっくり白馬のことをお伝えしましたが、19日から20日にかけて、そして昨夜と やっと雪が降りました。白馬ではもっと降っているはずです。岩岳とペンション”リンデンバウム”の名誉?のためにもお知らせしておかねばなりません。
皆さんスキー、スノーボードに是非いらして下さい!
今朝の我が家のりんご畑です。

2009年2月17日火曜日

白馬から雪が消えた????・・・・・


昨日、白馬岩岳でペンション「リンデンバウム」を営む丸山さんにランチのご招待を受けてお伺いしました。

17世紀のオーストリア・チロル地方の古民家を白馬に再現したこのリンデンバウム、冬は雪を被ったカラマツ林に囲まれ、降り積もった雪の中で丸山さんの心のこもった温かい手料理を(この奥さんの手料理については後日詳細に記事にします)堪能出来、憩いとやすらぎが心より感じられる「白馬の隠れ宿」です。

ところがです。着いてビックリ!!あららら・・・・・・
「雪がない!!!」。30mさきのゲレンデを見上げてまたまたビックリ! ゲレンデにところどころ草と土が見えているのです。温暖化とはいえこの事態はいったいどういうことでしょう。息子さんも「僕の29年の人生ではじめてです。」と言っておられました。そして、雪乞いをしなければと話していたところにようやく雪が降り始め、今朝まで降り続いていたようですが、とにかく心配なことです。 雪よ降れ降れ!!



料理自慢のリンデンバウム、朝食のパンはもちろん自家製です。素材にこだわった手作りパンを「行列のできるパン屋さん」のパンと言った宿泊客がいたそうです。本日のランチのパン、妻と二人で宿泊客用の分までお替りをしてしまったようです。

ダイニングの中央に設置された日本でただ一つのオーフェン。大きな白い土造りのストーブ兼かまどです。この中でも美味しい料理が作られます。時にはこのオーフェンでパンを焼くこともあるそうです。

心のこもった丸山さんのパンと料理に堪能し、オーフェンを囲んではずんだ話に後ろ髪をひかれながら、寒くならないうちにリンデンバウムを後にしました。帰り道、また「雪よ降れ降れもっと降れ」と念じながらハンドルを握りました。

2009年2月9日月曜日

山里に春???

立春をすぎ たこの週末は全国的に穏やかな天気だったようです。ここ信州・涌池も10℃近くまで気温が上がりました。
北アルプスの山頂は雲と風による雪煙りで隠れていますが、青空を背にした山波は1年中眺めていても飽きがきません。
写真の中央、右下がりの白い尾根が八方尾根です。それにしても雪の少ないこと。降雪量が少ない上にこの暖かさ、スキー場には恐怖でしょうね。
スキー場の心配にも増して今年の夏が心配になってきます。猛暑、水不足、etc・・・・




この暖かさ、外の仕事を開始しないわけにはいきません。
早速目立てをしておいたチェーンソーをもって農園主から了解をもらっておいたリンゴ園に木を切りにいきました。
農園主が既に切り倒した太い古木を軽トラで運べる長さに切り分けます。そして不要になっている木の一部は自分で切り倒して運びます。
このリンゴ園は斜面が多いので楽ではありません。
でもこの暖かさ、例年より半月以上も早く始めたので今年の薪作りは順調にいきそうです
帰り道、妻と二人の会話は「今年のスキーはもう終わりみたい」。

2009年2月5日木曜日

冬ごもりのパン


冬ごもり中にじっくり落ち着いて焼いてみようと思っていたパンです。
レーズンの酵母菌を5日かけて取り出し、それに国産の小麦粉を少しずつ加えて一日かけてパン種をつくります。それをもとにしたパン生地で作るのですが、発酵時間も合わせて7時間くらいかかり、とにかく気長に構えないと出来ないパンです。それだけ時間をかけ、気持ちを入れ込んだものですのでイーストで焼いたものとは一味もふた味も違います。
実はこれ、11月の”NHK今日の料理”で島津睦子さんがなさったもので、私はそれを忠実にテキストと首っ引きで作ったものです。少々粉を振りすぎましたが・・・・。   Miho

2009年1月25日日曜日

ただ今冬籠り中


今年の冬は寒さがいち段と感じられます。ところが気温は昨年、一昨年と較べると若干高いように思われます。雪もほとんど積りません。それなのに日中もストーブを炊き続ける日が多いのです。
きっと太陽が顔をなかなか見せないからでしょう。 とにかく日照時間が少ないこの冬です。
たまの快晴の日のアルプスを見ても真白に見えるのは朝だけです(光線の具合で)。






昨日白馬の栂池に滑りに行って来ました。栂池は長野県の北端に近く標高もゲレンデの最上部は約1800㍍あります。行ってビックリ、その最上部の雪がシャリシャリになっているのです。しかも雪が少なく雪面が低いので乗っているリフトが高く感じること。

雪がない我が家の畑はツグミの集団の格好の餌場となっています。
冬籠りを決め込んでいましたが、こう雪が少ないとそろそろ始動の準備の時期かもしれません。
明日はチェーンソーの目立てでもして次の冬の薪作りに入ろうかと思っています。

2009年1月1日木曜日

元旦の朝



明けましておめでとうございます。
 
涌池の元旦は穏やかな朝で明けました。
昨年末に積もった雪は里山では殆ど消えました。
我が家の向かい側の山(北向きの斜面)には少し残っているようです。
でも寒いです。氷点下5℃を下回っているのか霧も出ていません。
それでも雪かきで始まった昨年の元旦を思えばこの寒さも何のその・・・・
 
「山のジャム屋」が2年目に入ります。
品質、味の維持向上そして在庫の維持。昨年の反省を思い起こしています。
多くの方々から頂戴したアドバイス、ご要望、激励を力として
今年は杏をメニューに加え4品目にいたします。
早く冬籠りから脱して充電せねばとつらつら考える今年の元旦です。