2008年4月30日水曜日

アルプスの夕映えその2

4月30日18:11、五竜岳の山頂に陽が落ちようとしています。
五竜岳の山頂に陽が落ちるのはこの時期の10数日だけです。グットタミングのショットでした。この数秒後に沈んでしまいました。
この地に住んでいてもなかなかタイミングよく撮影出来ません。あまりにも素晴らしい情景でしたのでブログでお知らせすることにしました。
この情景をご自分の目で眺めて見ませんか?
お越しを歓迎します。

2008年4月29日火曜日

重機投入

ゴールデンウィークは好天気が続くようです。
野菜もブルーベリーもいつでも植え付けが出来るように畑をキチンと作っておかねばなりません。
昨日、ブルーベリー畑にチップを4t車で6台運んでもらいました。これを畑全面に敷き詰めると約30cmの厚さになります。前回は手作業で敷き詰めました。今回、手作業でやりますと多分10日くらいかかってしまいそうです。時間と体力を考え、遂に重機を投入することにしました。
通称ヨンボと言われるショベルカーです。約200坪の面積にチップを敷き詰め、ならしそして、縦も横も2mの間隔で植え付け用の穴を掘りました。
朝8時半ごろに作業を始めてなんと終ったのは12時半です。それも途中で休憩をいれてです。
鋤きスコップと一輪車で何日もかけて作業していたのが嘘のようです。
機械の威力をまざまざと見せ付けられた1日でした。

2008年4月26日土曜日

満開の桃の花とアルプスの夕暮れ

例年より早く咲いた桜が散り始め、暖かい日が続いたからでしょうか、アッと言う間もなく桃が満開になりました。
畑づくりに忙しく取りに行けなかった薪用の木を、やっと引き取りに行った帰りに、川中島の桃の花を堪能してきました。信玄、謙信の合戦で有名なこの地は果樹園が非常に多い所です。桃の盛りが過ぎると今度はリンゴが一斉に咲き始めます。

信州の遅い春爛漫です。




我が家の畑では、昨秋植えつけた玉葱、ニンニクが元気よく育っています。先日その隣にジャガイモの種芋3キロを植えつけました。運んで来た木を軽トラから下ろした後長ネギの定植です。畝を切って、約100本の分けつネギをとりあえず植えました。来週にはもう100本くらい植え付けるつもりです。

畑仕事の後片付けが終った時の癒しは、素晴らしいアルプスのAbendrotです。写真と言葉では表現しきれない空の色を満喫できるのは、ここに住む私達だけとまたまたほくそえんでる二人です。

2008年4月22日火曜日

涌池の春

久しぶりの紺碧の空となりました。
朝7時、白馬三山と八方尾根が桜の花向こうにクッキリとお目見えです。
ここ涌池は知る人ぞ知る桜の名所です。池の周りに咲き誇り、周囲の山肌に点々と薄墨色の花をつけた桜の木々が春を告げてくれます。
その桜の散るのがいつもより早いように感じます。
旭川が25℃を超えたとか、北アルプスの雪もこの1~2週間で見る見る少なくなっているのがわかります。
タラの芽も1週間以上早く芽が開いてきています。昨日天麩羅でタップリ食べました。



空気が乾燥しているからでしょうか、何時もははっきり見えない安曇野富士と称される有明山が常念岳の前にハッキリ見えます。常念岳から大天井岳に続く稜線も雪が少なく山肌が黒く見えます。
そしてその右の小さい三角の突起が槍ヶ岳です。
ドンドン進む北アルプスの雪解けですが我が家の周りの木々が緑になるのはも少し先でしょうか。
でもこの暖かさです。夏野菜の植え付けもすこし早まるでしょう。今日はこのパノラマを見ながら、畑に堆肥を鋤き込むため約40mの緩い上り坂を一輪車に堆肥を入れて30往復しました。
本当に疲れました。

2008年4月16日水曜日

KAWASUNブルーベリー園

我が家のブルーベリー園はまだ畑作りの段階です。今年の収穫はまだ望めません。
今年のジャム用のブルーベリーの実を手当てしなければなりません。
そこで信濃町でブルーベリー園を営む「川原田さん」を訪ねました。
一級建築士で工務店を経営していた川原田さんは数年前一念発起ブルーベリー園を始めました。
それが「KAWASUNブルーベリー園」です。
そして川原田さんは我らの師匠でもあります。ブルーベリー栽培のイロハを教わっています。
我々が訪問した時ちょうど雪囲いを外し剪定を始めたところでした。
約1000本の木の剪定ですので完了するのに1ヶ月以上掛かるでしょう。
畑の中央で一人で黙々と剪定をしておられました。

この畑は200m位離れたところにあるのですがこちらのほうが成長しています。先日、挿し芽にする穂木をこの畑の木から調達しました。KAWASUNブルーベリー園の今年の収穫目標は2000㌔です。ジャム用は勿論、生食用の実も分けてもらえることになりました(生食用の頒布については後日お知らせします)。

美味しいジャムをつくるには良い果実でなければなりません。安全、安心、本物をモットーとする「山のジャム屋」はこれで 杏、ブルーベリーともども期待(?)にそえるジャム材を手当てすることができました。完成品に大いに期待して下さい。


2008年4月13日日曜日

杏の里

先週千曲市(旧更埴市)の杏の里に行ってきました。
5分咲きから7分咲きということでしたがもう満開のような咲き具合でした。
伺ったのは「西村農園」です。
ほとんど奥様一人で栽培管理している極々小規模の果樹園です。
前々回のブログで山のジャム屋の第一号製品がアンズジャムとお知らせしましたが、その杏がここ西村農園の杏です。
一目10万本といわれるこの杏の里の数ある果樹園で唯一無農薬栽培を貫いている果樹園が西村農園なのです。
安全、安心、本物の味をモットーとする山のジャム屋としてはここの杏でなければならないのです。


ジャム用の杏の購入交渉が目的の訪問ですが、花見を兼ねて混み合う満開前に伺ったわけです。
杏の花は細い枝に円筒状のアイスキャンディの様に固まって咲きます。
花が下を向いて咲く桜と違って上を向いているのやら下、横と花の向きはバラバラです。
西村さんとの話も順調に進み満開に近い花に気も晴れやかに家路につきました。
そしてどうかこの一週間霜が降りませんようにと・・・
(昨年、花が満開に近づいた頃、霜で花がだめになり実が全くつきませんでした)