
昨日、白馬岩岳でペンション「リンデンバウム」を営む丸山さんにランチのご招待を受けてお伺いしました。
17世紀のオーストリア・チロル地方の古民家を白馬に再現したこのリンデンバウム、冬は雪を被ったカラマツ林に囲まれ、降り積もった雪の中で丸山さんの心のこもった温かい手料理を(この奥さんの手料理については後日詳細に記事にします)堪能出来、憩いとやすらぎが心より感じられる「白馬の隠れ宿」です。
ところがです。着いてビックリ!!あららら・・・・・・
「雪がない!!!」。30mさきのゲレンデを見上げてまたまたビックリ! ゲレンデにところどころ草と土が見えているのです。温暖化とはいえこの事態はいったいどういうことでしょう。息子さんも「僕の29年の人生ではじめてです。」と言っておられました。そして、雪乞いをしなければと話していたところにようやく雪が降り始め、今朝まで降り続いていたようですが、とにかく心配なことです。 雪よ降れ降れ!!

料理自慢のリンデンバウム、朝食のパンはもちろん自家製です。素材にこだわった手作りパンを「行列のできるパン屋さん」のパンと言った宿泊客がいたそうです。本日のランチのパン、妻と二人で宿泊客用の分までお替りをしてしまったようです。
ダイニングの中央に設置された日本でただ一つのオーフェン。大きな白い土造りのストーブ兼かまどです。この中でも美味しい料理が作られます。時にはこのオーフェンでパンを焼くこともあるそうです。
心のこもった丸山さんのパンと料理に堪能し、オーフェンを囲んではずんだ話に後ろ髪をひかれながら、寒くならないうちにリンデンバウムを後にしました。帰り道、また「雪よ降れ降れもっと降れ」と念じながらハンドルを握りました。