2008年5月23日金曜日

アルプスの落日

5月23日18時29分唐松岳の肩に陽が落ちようとしています。4月30日のブログの写真と見比べてください。落日の位置が五竜岳の山頂から唐松岳に動いています。時間も18:11から18:29に延びています。あと1ヶ月で夏至です。夏間近を実感しています。
今日は一日中草刈で終りました。農作業の9割は草との闘いです。安全、安心で美味しい野菜の収穫を信じてシンドイ闘いを続けます。

2008年5月16日金曜日

野菜畑

山国の小さな集落が雪解けとともに 動き始めて3ヶ月になろうとしています。

薪用の木の運搬に始まり、ブルーベリーの畑作り、苗の植え付けと目の回るような忙しい日々が続きました。その合い間に当然野菜作りも怠りませんでした。石運びに明け暮れた1年目から春と秋に2tづつ堆肥を入れてやっとご覧のような畑に何とかなりました。
南側の果樹園の隣の畑には昨秋植えたニンニク(70本)と玉葱(200本)が元気良く育っています。その隣には4月に植えたジャガイモ(種いも3k)と長ネギ(200本)も順調です。


家の東と北側の畑は傾斜していたところを石(全て庭からでた石)で土留めをして平らにしました。トマト、ナス、きゅうり、インゲン、サラダ菜、チンゲン菜、枝豆、とうもろこし、オクラ、ピーマン、シシトウ、パプリカ、赤トウガラシ、ちょっと離れた場所にかぼちゃ、ズッキーニ、夕顔をこの1週間にうえつけました。

そして我が家の自慢、昨年植えたルバーブが今年も大きくなっています。ジャムになるのも間もなくです。

2008年5月9日金曜日

メイポール

ブルーベリー栽培の師匠、川原田さんの「KAWASUNブルーベリー園」に昨日行き、植えつけた苗と挿し芽にした苗の管理について注意点等々を教えてもらってきました。

その途中、長野市と信濃町の間にある飯綱町のリンゴ園で変わった木を見つけました。濃いピンクの花が枝の無い幹にビッシリついて咲き、何とも奇妙な感じです。一体何だかお分かりになりますか?





近くで花摘みの作業をしていた方がいましたので聞いてみました。この木は「メイポール」といってリンゴの一種で受粉用に植えているそうです。
リンゴと言うより果樹は殆どが同品種だと受粉しにくいそうです。広い果樹園でも数本異品種があるだけでミツバチの集まりが良くなるそうです。確かにこの果樹園のなかにミツバチ箱が幾つか見えていました。養蜂家が毎年置いていくそうです。きっと美味しいリンゴの蜂蜜がとれるのでしょう。

2008年5月6日火曜日

早い雪融け

ゴールデンウィークは好天気続きでした。が、新米農夫(婦)にとっては非常にシンドイ1週間でした。土運び、ピートモス運び、バケツの水運び、夏を思わす炎天下での作業でした。でも2人で頑張った結果約70本のブルーベリーの植え付けが完了しました。作業の合い間に周りを見渡すと写真の景色です。この景色が作業を後押ししてくれるのです。白馬鑓ケ岳、杓子岳、白馬岳と続く白馬三山です。一番右の白馬岳から右に続く稜線の下に黒い雪形が見えます。”白馬”の由来となった”代かき馬”です。お分かりになりますか?





アルプスには雪形で名づけられた山が幾つかあります。常念、爺ケ岳 など。 また山の姿、形で名づけられたものもあります。 その一つが烏帽子岳です。緑の木々の向こうに見えるのですがお分かりになりますか? 山の稜線の左端、鉄塔と重なって奥に小さく見えるのですが、、、

りんごの花摘みが始まりました


先週末、豊野町に運び残した最後の薪用の木を取りに行って来ました。りんごの花が見事に咲き誇り、あたり一面、やさしい、甘い香りでいっぱいでした。りんごの種類によって色、大きさが若干違いますが白と淡いピンクが殆どです。一つの房に五つの花をつけるのですがそのうち四つを摘み取ってしまいます。それが花摘みと称してりんごの栽培の過程で重要な作業のひとつです。

花摘みが終るまでのりんごの花も信州の春の醍醐味です。

2008年4月30日水曜日

アルプスの夕映えその2

4月30日18:11、五竜岳の山頂に陽が落ちようとしています。
五竜岳の山頂に陽が落ちるのはこの時期の10数日だけです。グットタミングのショットでした。この数秒後に沈んでしまいました。
この地に住んでいてもなかなかタイミングよく撮影出来ません。あまりにも素晴らしい情景でしたのでブログでお知らせすることにしました。
この情景をご自分の目で眺めて見ませんか?
お越しを歓迎します。

2008年4月29日火曜日

重機投入

ゴールデンウィークは好天気が続くようです。
野菜もブルーベリーもいつでも植え付けが出来るように畑をキチンと作っておかねばなりません。
昨日、ブルーベリー畑にチップを4t車で6台運んでもらいました。これを畑全面に敷き詰めると約30cmの厚さになります。前回は手作業で敷き詰めました。今回、手作業でやりますと多分10日くらいかかってしまいそうです。時間と体力を考え、遂に重機を投入することにしました。
通称ヨンボと言われるショベルカーです。約200坪の面積にチップを敷き詰め、ならしそして、縦も横も2mの間隔で植え付け用の穴を掘りました。
朝8時半ごろに作業を始めてなんと終ったのは12時半です。それも途中で休憩をいれてです。
鋤きスコップと一輪車で何日もかけて作業していたのが嘘のようです。
機械の威力をまざまざと見せ付けられた1日でした。